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パンとともにバラを

人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。

  • 2021/12/31 本を読む
    彼は早稲田で死んだ
    舞台は早稲田大学。1972年に川口大二郎さんが大学構内で革マル派によってリンチされ殺された。著者、樋田毅氏は元朝日新聞記者だが、事件当時、早稲田の学生であった。リンチ殺人事件をきっかけに、一般の学生による革マル派糾弾、自治会再建の運動が起きる。樋田氏はその運動の先頭に立ち、自身も革マル派に襲われ重傷を負った。運動は1年数ヶ月持続することができたが、挫折。「セクト間の内ゲバが激化し、それに巻き込まれるよ...
  • 2016/06/19 本を読む
    ジャーナリストの果たした役割を伝える
    書評「JCJ賞受賞作で読み解く 真のジャーナリズムとは。」 (日本ジャーナリスト会議60周年史編纂委員会)  JCJが60周年を迎え、その年誌を編んだ。あまりに政権寄りの報道に、今日、マスコミならぬ「マスゴミ」という蔑称も生まれた。しかし、本書を読むと戦後ジャーナリズムは決してゴミではなく、「真実の報道追及」「権力の監視」「言論・報道の自由を...
  • 2013/08/09 本を読む
    自民党「改憲草案」を根本から正確に、そして分かりやすく批判
    昨日、樋口陽一著『いま、「憲法改正」をどう考えるか』(岩波書店)を買い求め、一気に読みました。サブタイトルは《「戦後日本」を「保守」することの意味》です。 著者は「はじめに」で「2012年の12月の総選挙をめぐって展開した政治状況とその結果を、国内の論調は「保守化」という言葉で表現することが多い。しかし、自国の先達の残した最良の過去を--その挫折の歴史とともに--記憶し、それを現在に生かそうとしないこと...
  • 2013/05/14 本を読む
    知的障害者の能力発達を導き出したセガン
    川口幸宏著『知的障害(イディオ)教育の開拓者セガン 孤立から社会化への探究』を読む。●知的障害者と発達 今日では「知的障害」をもつ人(子ども)が教育(療育)を受けることは当たり前になっています。それは知的障害があっても人間は発達するからです。「どの子も伸びる」し、それを促すのが教育の役割であり、できないことができるようになること、知らないことを理解することは「みんなの願い」だからです。 こういう考え...
  • 2013/05/08 本を読む
    jr.日本の歴史7巻 『国際社会と日本』
    真(まこと)へ 中学校入学おめでとう。もう1か月がたってしまいましたね。「ジュニア日本の歴史」というシリーズの7巻目『国際社会と日本』(小学館)を君に贈ります。大門正克(おおかどまさかつ)さんという横浜国立大学の先生が書きました。父さんよりちょうど10歳年上の人です。この巻は第二次世界大戦が終わった1945年から現在までの歴史をあつかっています。1945年は父さんの父さん、つまり真のおじいちゃんが18歳、おばあ...
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プロフィール

二見伸吾 FUTAMI shingo

Author:二見伸吾 FUTAMI shingo
*********

広島県労働者学習協議会 講師

ヒロシマ総がかり実行委員会世話人

府中町議会議員(日本共産党)

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