「シャフツベリー伯 Anthony Ashley Cooper,7th Earl of Shaftesbury(1801‐85) 19世紀イギリスにおける最も著名で行動的な社会改良家の一人。1851年まではアシュレー卿として知られる。1826年に下院議員となり、保守党に所属、32年の選挙法改正法案に反対したが、46年の穀物法の撤廃には賛成した。1828年から精神病者の取扱いに関する委員会で活躍し、45年の〈精神病者法〉の制定で名をあげる。早くからリチャード・オーストラーやマイクル・サドラーとともに労働時間短縮運動に取り組み、33年、サドラーの後を継いで議会における10時間労働運動のリーダーとなり、47年に〈アシュリー法〉の別名で知られる〈10時間労働法〉を成立させた」
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